

RED
GOUACHE

まるくん
387
歌詞
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RED
GOUACHE
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だんだん目が回って 夕焼けが燦々空に散っていった
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滲み出す雲に言葉が出なくなるのは何故?
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遠回りの近道と 廃り果てた線路
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湿った手を掴んだまま 速足で進む
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互い違いの畦道が 水みたいに揺らいで
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蝉の音を暈したまま 立ち尽くしていた
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夏が昨日を通り越していく
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草の匂い にわか雨の温度 混ざりあったら
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僕らが今日まで知らない日々は
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数え切れない 鱗雲の奥で 確かに呼んでいる
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泥に塗れた僕の手を拒むように
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「難しい」ってはにかんだ 君と僕とじゃ違うから
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だんだん目が回って 夕暮れが燦々空に散っていった
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思い出す程に 言葉が出なくなるのは何故?
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道連れに賛成なら笑って 疾っくに遠くに離れた 君はただ
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見たことの無い色に染まった瞳で
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あぁ、瞬きの一つもしないまま
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大人なんかには分からない 色を見ている