

とある夏
乃紫

站長
150
歌詞
留言 0
とある夏
乃紫
-
忘れられるなら
-
忘れたい夏さ
-
今も捕らえられ
-
解けぬ八月
-
大輪の下で
-
聞きそびれたこと
-
君を失った 十八の夏
-
よい、
-
あぁ 五月蝿え煩え
-
掻き鳴らす蝉たちよ
-
楽園か地獄か
-
どちらにせよ最果て
-
使い捨ての命も
-
くじ引きで決まる色
-
よほど金魚のもつ緋が美しい
-
十五で世界を知った気になって
-
十六 あなたに出会って
-
十七 恋は刃物だってことを知った
-
炭酸一つ分け合って
-
夕闇で手を探る浴衣袖
-
開始時刻を五分ほど過ぎて
-
打ち上がる火薬花
-
忘れられるなら
-
忘れたい夏さ
-
今も捕らえられ
-
解けぬ八月
-
大輪の下で
-
言いそびれたこと
-
君を失った 十八の夏
-
よい、
-
あぁ想い馳せれば
-
鮮烈なあの日々
-
ハリボテか本物(リアル)か
-
若さ故 紙一重
-
水色瓶ラムネ
-
今は炭酸の麦
-
君の結う髪は まだ黒いまま?
-
十五で世界を知った気になって
-
十六 あなたに出会って
-
十七 愛は魔物だってことを知った
-
楽園で観る夢の絶景も
-
君の頸(うなじ)に敵うまい
-
触れた指先の熱りだけで
-
僕はまた逆戻り
-
忘れられるなら
-
忘れたい夏さ
-
今も捕らえられ
-
解けぬ八月
-
大輪の下で
-
聞きそびれたこと
-
君を失った 十八の夏
-
忘れられるなら
-
忘れたい夏さ
-
今も捕らえられ
-
解けぬ八月
-
大輪の下で
-
言いそびれたこと
-
君を失った
-
十八の夏
-
君を思い出す
-
この先の夏
-
うんざりだ、もう。