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麻枝准×やなぎなぎ
 
        翼(うぃん)
火吹 き山 の魔法使 い
        
        麻枝 准 ×やなぎなぎ
        
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            きみは魔法使いに憧れて 你一直憧憬着成為魔法師 
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            古今東西から 怪しげな書物を集めては 読み漁る日々 所以整天都蒐集古今中外的奇怪書籍來看 
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            ある日きみは会うなり こう言うんだ 那一天遇上你 聽你說着 
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            「手に持ってるだけで 魔法を使うことができる 石があるらしい」 「世上好像有顆只要拿在手中就能使用魔法的石頭」 
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            「是非探すのを手伝ってくれ」と 「請你務必幫助我一起去尋找它」 
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            場所は活火山の深く そこで眠れる竜が 所在地就在活火山的深處 那裡有一條沉睡的龍 
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            守ってるとか なんてファンタジーな話だ 在守護着 仿彿就像夢幻般的故事呢 
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            登山する支度して 戦う準備もして 為了登山作整理 也為戰鬥作好準備 
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            きみのヘルメット姿には 笑いが止まんない 你帶上頭盔的樣子 真令我笑個不停 
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            なんて滑稽な冒険者一行だ 這是多麼滑稽的一對冒險者啊 
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            山道は険しすぎて そもそも荷物が多すぎる 山路如此險峻 而帶上行李也太多了 
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            でも本当に竜がいるなら これぐらいは必要 但是如果真的有龍存在 這些也是必須的 
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            どうして魔法なんて 使いたいのかと訊くと 為什麼你想要使用魔法呢 我這樣問着 
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            きみはそっぽを向いて 「この手である人を守りたい」 你回頭對我說 「因為有人需要被我這雙手保護」 
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            火口につき底に降り始めた 抵達火山口後 開始向底部進發 
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            何かがごおと鳴いた 突然有高聲咆哮的聲音 
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            まさか本当に 竜が居るなんて! 沒想到真的有龍在這裡! 
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            でも今は現実 を見なきゃ死んじゃう! 但如今只能面對現實 不然就只有死路一條! 
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            きみはたいまつかかげ こっちだと 囮になる 你自願成為誘餌 高舉火把大叫着 看這裡 
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            巨大な生き物が きみを追い込んでいった 這隻巨大的生物 將你逼進了死角 
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            ああどこに石はあるんだ? 見つけなきゃ! 啊 那顆石頭到底在那裡? 要快點找到才行! 
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            マグマの近くに 光るものがあった 看到了在岩漿附近 有一顆發光的物體 
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            焼け付くような中 その石を手に取る 把炙手可熱的 那顆石頭取了出來 
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            竜よ燃えろ そう強く念じた 龍啊 燃燒吧 我這樣強烈的誦念着 
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            奇跡が巻き起こった 竜は炎に包まれ 奇蹟突然降臨了 龍被火焰吞噬後 
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            足を踏み外し マグマに落ちた 卻踏空了 快要掉進岩漿裡 
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            口にはきみが くわえられてた 再び念じた 龍掉落到岩漿期間 把你一口咬住 我再次誦念 
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            きみよダイヤモンドになれ マグマにも溶けない 你會變成一顆鑽石 連岩漿也無法將其熔化 
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            いつか必ずきみを救い出す 有朝一日 我必定把你拯救出來 
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            もっと魔法を極めて 待我把魔法修練得更加極致 






























