
波に名前をつけること、僕らの呼吸に終わりがあること。
キタニタツヤ
花月雫
波に名前をつけること、僕らの呼吸に終わりがあること。 - キタニタツヤ
波 に名前 をつけること、僕 らの呼吸 に終 わりがあること。
キタニ タツヤ
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1
くだらない愛の結果で僕らは生まれ落ちて
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2
呼吸さえ強いられているけど
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3
綺麗な言葉並べて、醜さに蓋をして
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4
自分を愛せないままだな ずっと。
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5
くだらない嘘を言う度青色こぼれ落ちた、
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6
ガラスの瞳が綺麗で
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7
君のその瞼のように優しいひとになってさ
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8
そんな僕を愛したいんだよ
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9
「わたしの呼吸に終わりがあること」 君の声を覚えている
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10
生まれては消えていくこと、それだけを繰り返している
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11
「僕らがもしまた会えたら」だなんて、思っていた
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12
生まれては消えていくだけの青白い波に名前をつけることに
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13
意味は無かったのか、なんてさ
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14
他愛ない嘘が染みた積み木で遊んでいる
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15
崩れるその日を待っている
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16
澄み切った夜の静寂 君の頬の紅色で
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17
もうすぐ桜が咲くんだろう
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18
僕らの呼吸に意味がなくても、二人はまた恋をする
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19
生まれては消えていくこと、それだけを繰り返している
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20
そして君も夜の海に還っていくんだろう
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21
生まれては消えていくだけの青白い波に名前をつけることに
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22
囚われている
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23
ねぇ、覚えているかな いつかの春の朝に
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24
桜の樹の下で約束したこと
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25
思い出も君の名前も、いつの日か失ってしまって
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26
僕もいつかこの海とひとつになるんだろう
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27
君のいない冬の空気が僕の頬を刺すその痛みさえ 愛していたい
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生まれては消えていくこと、それだけを繰り返している
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29
「僕らがもしまた会えたら」だなんて、思っていた
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30
生まれては消えていくだけの青白い波に名前をつけることに
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31
意味は無かったのかな
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32
こうして冬が終わって、青い春がくる
