
忍びのすゝめ
まふまふ
まるくん
忍 びのすゝめ
まふまふ
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1
どれだけ歩めども 道はなく
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2
彷徨うは千里先
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3
それが人の世だと 笑う君だったんだ
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4
然れど散りゆく定め
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5
この一世を例えるなら
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6
止まず 頻る 遣らずの雨
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7
消える夜鳥に夢花火
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8
水面に映る月を求めて
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9
悔やむことは もうやめた
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10
忍び偲べ 心隠して 踊り踊る世界を回せ
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11
鏡越しに隠していた ボクが泣きじゃくっている間に
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12
先見えぬ夜に紛れましょう 悟られぬよう口を噤みましょう
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13
最愛も 恋情も 朋友も 友情も 手に掛ける覚悟はあるか?
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14
暗がりの向こうに潜む忍者になって
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15
あの日の夢まで 切り捨ての免罪符
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16
誰そ彼時までは身を隠して
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17
その陰に今日を置く
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18
二世も契れぬまま 彷徨えるボクは
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19
ひどく醜い『手の目』
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20
徒花のその姿に 心惹かれても
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21
現世だって朧月
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22
何もかもを閉ざした矢先に
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23
君に恋するという報い
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24
片恋の行く先を知りたい その手負いの心を救いたい
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25
返り血の装束じゃ 何を望もうと値打ちない
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26
書き違えた「辛せ」の行方 読み違えた為体が所以
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27
生涯は滑稽な 憂愁の証明か 未だ十字架を背負いこんで
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28
鵜の真似をしていちゃ それが千慮の一失
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29
覚悟もないなら 御帰りになって頂戴
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30
いつか物心と捨てた心根
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31
わかり合えるなんて夢のまた夢
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32
破れ果てた友の骸に
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33
今日も立っている
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34
――――お別れです。
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35
忍び偲べ 心隠して 踊り踊る世界を回せ
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36
鏡越しに涙した君は誰だっけ ボクは誰?
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37
空になった心なら捨てたんだ 優しくしないでよ
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38
この小さな覆面も 塗り固めた強がりも
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39
剥がれ落ちて泣いてしまう
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40
暗がりの向こうに潜む忍者になって
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41
あの日の夢まで 切り捨ての免罪符
