
少年とロボット
佐香智久
シンハル
少年 とロボット
佐香 智久
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1
昔々、あるところに 内気な少年がいて
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2
彼は理解されない事に 怯えごまかして笑っていた
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3
そんな自分が何より嫌いで 逃げ込んだ路地の裏
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4
ボロボロに錆び付いた 君を見つけたんだ
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5
どうせ僕の事なんて 誰にも理解されないんだ
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6
君は笑わないで聞いてくれたね。
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7
すると、君はぎこちない 笑顔で僕の手を握り
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8
うつむいてる僕を見て
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9
こう言いました。
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10
大丈夫 そんなに世界は 怖がらなくたっていいんだよ
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11
ちっぽけなこんな僕だけど 君のそばにいてあげるから。
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12
ありがとう こんな僕の事 君が見つけてくれたように
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13
世界は意外と思うよりも 簡単に変わってしまうのさ
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14
ひとりぼっちの僕たちは もうひとりぼっちじゃない。
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15
笑われるくらいなら最初から 口に出さない方が…
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16
いつもそう決めつけて 諦めていたんだ
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17
ずっと胸の奥の奥 怖くなって鍵をかけた事
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18
もう打ち明けるすべも分からないまま。
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19
すると、君は冷たく 閉じた扉をノックして
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20
その鍵をたやすく開けて くれたんだ。
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21
ありがとう こんな僕だけど 君が見つけてくれたから
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22
今日までの痛みも全部 大切に思えてしまうんだよ。
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23
もう笑われても大丈夫 君と笑い合えるなら。
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24
一人で泣いていた僕に それは突然訪れたキセキ
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25
もう怯えないで 怖がらないで
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26
大丈夫 もう一人じゃないから
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27
照らしてくれた光の先に いたのは君なんだ
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28
大丈夫 君が思うよりも 難しい事じゃないさ
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29
恐れないで君次第で 世界は輝き出すから
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大丈夫 そんなに世界は 怖がらなくたっていいんだよ
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ちっぽけなこんな僕だけど 君のそばにいてあげるから。
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32
ありがとう こんな僕の事 君が見つけてくれたように
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33
世界は意外と思うよりも 簡単に変わってしまうのさ
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34
ひとりぼっちの僕たちは もう一人ぼっちじゃない。
