
溜息の行方
初音ミク
站長
溜息 の行方
初音 ミク
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1
試されることに嫌気がさし 競い合うことに疲れ果てて
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2
もう 全て終われば…なんて残酷な考えも過る
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3
無限に広がる夢というが 選べる選択肢は有限
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4
もう 消去法で辿り着く僕らの未来
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5
たかだか十数年 人生という大きな海で
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6
漂うだけの僕が 何かを掴めるはずもなくて
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7
一番大切なものは 鞄にしまっていたのに
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8
人混みに押し潰され 皺くちゃになってしまう
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9
誰かに聞いてほしくて 叫んだ心の声さえ
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10
もう、声帯を揺らすことなく 溜息になって消えた
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11
提出期限に追われながら 急かされるように答えを出す
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12
もう 正しいものなんて何処にもない気がしてくる
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13
己の弱さを棚に上げて 他人(ひと)の過ちに口を挟む
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14
もう 豊かさ故に貧しい僕らの心
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15
大人は自己保身で 無責任に子供を躾ける
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16
幸せの及第点 落とし所を探し彷徨う
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17
悩んで見つけた答えも いつか忘れてしまうなら
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18
目の前のものすべてが 無意味に思えてしまう
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19
「明けない夜はないよ」と ラジオから聞こえる歌
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20
ねえ、光の見えない朝など 望んでいやしないのに
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21
そっと摘み取った赤い花を 嬉しそうに窓辺に飾って
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22
すぐに枯れ落ちたその花びらを 悲しげに見つめる
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23
どうして生きてるかなんて 死ぬまでわからないのに
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24
難しく考え出して また塞ぎ込んでしまう
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25
自分に言い聞かせるように 叫んだ心の声さえ
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26
もう、声帯を揺らすことなく 誰にも届かずに
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27
行き場を失って
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28
溜息になって消えた
