
六兆年と一夜物語
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夜夜
六兆年 と一夜 物語
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1
名も無い時代の集落の
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2
名も無い幼い少年の
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3
誰も知らない おとぎばなし
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4
産まれついた時から
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5
忌み子鬼の子として
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6
その身に余る 罰を受けた
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7
悲しい事は 何も無いけど
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8
夕焼け小焼け 手を引かれてさ
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9
知らない知らない 僕は何も知らない
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10
叱られた後のやさしさも
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11
雨上がりの手の温もりも
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12
でも本当は本当は本当は本当に寒いんだ
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13
死なない死なない 僕は何で死なない?
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14
夢のひとつも見れないくせに
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15
誰も知らない おとぎばなしは
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16
夕焼けの中に吸い込まれて消えてった
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17
吐き出す様な暴力と
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18
蔑んだ目の毎日に
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19
君はいつしか そこに立ってた
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20
話しかけちゃだめなのに
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21
「君の名前が知りたいな」
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22
ごめんね名前も舌も無いんだ
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23
僕の居場所は 何処にも無いのに
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24
「一緒に帰ろう」 手を引かれてさ
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25
知らない知らない 僕は何も知らない
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26
君はもう子供じゃないことも
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27
慣れない他人(ひと)の手の温もりは
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28
ただ本当に本当に本当に本当のことなんだ
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29
やめないやめない 君は何でやめない?
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30
見つかれば殺されちゃうくせに
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31
雨上がりに 忌み子がふたり
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32
夕焼けの中に吸い込まれて消えてった
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33
日が暮れて夜が明けて
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34
遊び疲れて捕まって
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35
こんな世界僕と君以外
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36
皆いなくなればいいのにな
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37
皆いなくなれば いいのにな
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38
知らない知らない声が聞こえてさ
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39
僕と君以外の全人類
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40
抗う間もなく手を引かれてさ
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41
夕焼けの中に吸い込まれて消えてった
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42
知らない知らない 僕は何も知らない
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43
これからのことも君の名も
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44
今は今はこれでいいんだと
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45
ただ本当に本当に本当に本当に思うんだ
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46
知らない知らない あの耳鳴りは
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47
夕焼けの中に吸い込まれて消えてった
