
またねがあれば
當山みれい
站長
またねがあれば
當山 みれい
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1
思えば後悔は、二つくらいしかないな
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2
誕生日プレゼントが、渡せそうにないこと
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3
あなたに見せたかった服が、無駄になってしまったこと
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4
さよならしなきゃいけないこと あぁ、これで三つ目か
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5
まあいっか
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6
あなたのせいで、部屋を片さなきゃならないよ
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7
あまり時間がないのに、なんてことすんだ
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8
でも冬が濃くなって、そんな話を切り出されたら
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9
次こそは泣いてしまうから 春じゃダメですか
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10
いやいや、春の陽気に中てられたら
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11
流石のあなたも、言いにくいだろうから
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12
夏にしよう 涙も汗と一緒に紛れるから
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13
でも、暑いのは嫌だから秋にしようよ
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14
なんて、言ってみただけだよ
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15
あなたと過ごした36ヶ月の中に
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16
半生分の幸せと、一生分の後悔が
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17
穿って、育って、白斑の花が咲く
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18
私だけだったのかな
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19
あなたと暮らした36ヶ月の日々は
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20
一生分の幸せだ 二度とはない僥倖だ
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21
それは、変わらないから 明日には捨てるから
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22
黙って頷いて、今は話を聞いてよ
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23
不思議とその時がきたら、簡単に泣けないもので
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24
さいあく泣き落とそうと考えた自分が恥ずかしい
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25
胸にある悲しみの容量なんて飛び越して
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26
涙より先に「ふざけんな」なんて
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27
わかってる ふざけているのは、私だ
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28
だらしない寝顔 片っぽを探す靴下
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29
絶対言わない「ありがとう」 たまにくれる花の束
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30
そうやって、いつだって、生きてきたはずでしょう?
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31
歩んできたはずでしょう?
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32
また同じ話、何回聞いても飽きないよ
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33
水道水のような日々、炭酸のない恋の歌
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34
味のないガムでも私はいいんだよ
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35
捨てるくらいなら飲み込んでしまえば、なんて
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36
思えば後悔は、二つくらいしかないな
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37
誕生日プレゼントが渡せそうにないこと
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38
あなたに見せたかった服が、無駄になってしまったこと
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39
あぁ、それからね
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40
友達としても会えなくなりそうなこと
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41
あなたの中の私は、意外と小さかったこと
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42
言いたいことも、言われたいことも、尽きないくらいにあったこと
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43
まとめれば一つだけなんだよ
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44
未だ好きだったんだ
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45
あなたが残した三年分の思い出が
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46
一生分の幸せが、一生分の幸せが
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47
またねがあれば、なんて足掻くよ
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48
あなたがくれたね 何回言っても足りないや
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49
一生分の幸せだ 紛れもない幸福だ
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50
言い慣れないけれど、またねはないけれど
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51
最後は私の方から「ありがとう」を言うから
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52
あなたも笑ってよ
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53
重くならないように言った
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54
上辺だけのさよならじゃ
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55
どれも意味を成さないんだよ
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56
それじゃあね
