
空腹
まふまふ
站長
空腹
まふまふ
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1
喜びも知らないボクらに 見かねた神様の言うことには
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2
命を宿してみたんだと 粗末なものだな
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3
これは感情というのか この痛みは愛というのか
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4
そしてこの満たされない感覚を 空腹と呼ぶようでした
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5
生きるためなんだ仕方ないよな
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6
味付けはどんな夢がいいかな
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7
ああ ボクは誰だ 化け物が取り憑いた
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8
指先で今日を食している
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9
ああ 君のか細い声が
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10
胃袋を刺激してたまらないや
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11
お腹が空いたの
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12
涙を沸かしたスープと 聞くに堪えない夢の話が
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13
食卓についたボクらを 夢中にさせていく ああ
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14
無性に乾く喉掻き切って
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15
舌鼓を打ち ぶれる本能のままに
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16
綺麗にご馳走様
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17
もういいっていうのに
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18
もういいっていうのに
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19
吐いては喰らって 此処は何処だ
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20
飽きるほど繰り返す 君の泣き声に酔っている
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21
ああ 声が 誰かの不幸が
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22
ひび割れた心満たしていく
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23
お腹が空いたの
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24
唇を噛み 爪をへし折り 何度胃袋を叩いて泣いた?
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25
これでいいだろう これでいいだろう 何度罪を重ねてきただろう
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26
頭がおかしくなりそうだ ボクは何一つ知らない
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27
いらないよ いらないよ…
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28
これ以上傷つけてまでいらない 食べたくないよ
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29
心が足りないこの身体を 何と呼ぶのだろう
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30
ああ あああああ..
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31
ぐしゃぐしゃに泣いておいて 舌を舐ずって生きてきた
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32
ああ 君のか細い声が
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33
胃袋を刺激してたまらないや
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34
お腹が空いたの
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35
もういらないよ もっと泣いてみせて
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36
いらないよ おかわりを頂戴
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37
心が この身体が いうことを聞かないんだ
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38
お腹が空いたの
