
アヤノの幸福理論
96猫
Saya_
アヤノ の幸福 理論
96猫
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1
思い出していたのは また、家族の事
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2
「アヤノはお姉ちゃんだから 皆の事、よろしくね」
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3
赤煉瓦の壁 小さな家の中で
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4
ひそひそ話そう 秘密の作戦みたいに
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5
連れて来られた 三人の真っ赤な目には
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6
大人に隠していた 過去がある
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7
怯えた顔で 「僕は化物だから」
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8
私は告げる 「そんなことはないよ」って
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9
「真っ赤な色は主人公の色だから、
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10
怯えていなくても、良いんだよ」
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11
面白い事 悩んでは 今日もお姉ちゃんぶって
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12
「ほら、見ていて」 赤いマフラー巻き付けた
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13
『秘密組織みたい!』
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14
茜色、染めて、始めよう
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15
小さな「ヒーローのフリ」だけど
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16
「少しでも、また笑えたら」って
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17
今日も家族でいよう
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18
「幸せ」を願おう、先にある未来が
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19
どれだけ 悲しくても
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20
「このことは秘密だよ」
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21
楽しくて 陽が沈んだ
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22
春風巡り 大人になった世界は
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23
理不尽に曲がる 誰かの陰謀みたいに
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24
膨らんで消えた 愛する人の涙は
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25
誰も気付けなくて、黒くなる
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26
狂い出していた 気付いたらもう 誰にも言えなくて
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27
「嫌だ、嫌だよ。壊れるのは」
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28
幸せの終わる世界が来る
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29
「茜色、お願い。 これ以上、誰かの未来を壊さないで」
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30
泣きながらまた、考える
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31
笑顔に隠したまま
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32
「赤目色、それが私なら 誰かの未来を 救えるかな」
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33
不器用で、情けない 独りぼっちの作戦だ
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34
私が消えた あの日の秘密組織は
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35
ちゃんと笑って 暮らせているのかな
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36
きっと、私は怒られちゃうなぁ
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だけど、ちゃんと「お姉ちゃん」になれたかな
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思い出してみよう あの好きだった言葉
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39
「幸せ」ってなんだか不思議
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40
明日のこと、好きになれる
