
少年少女
amazarashi
站長
少年 少女
amazarashi
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1
彼女はきっともう戻らない
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2
猥雑な夜の喧騒に
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3
赤や黄色 青白い灯りが冬の星座みたいだった
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4
灰皿でくすぶっているのは
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5
彼女と吸殻としみったれた感傷
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6
思い出なんて消えてしまえ
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7
校庭の隅っこで 体育座りしてぼんやりと見てる
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8
野球部のフライを眺めるように なんとなく未来を見てる
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9
いつかは変わってしまうかな 大好きなあの子の笑顔とか
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10
馬鹿だったあいつらも 大人になってしまうかな
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11
今まさにヒットを放った 四番バッターのあいつは
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12
一年後の冬に 飲酒運転で事故って死んだ
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13
その時 誰もがあまりの空っぽに立ち尽くしていた
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14
母さんが汚れたバットを抱きながら泣き叫んでいた
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15
僕が憧れた彼女は 男に逃げられたストレスで
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16
過食気味になったと笑った こけた頬を引きつらせ
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17
右手には悪趣味な指輪と かさぶたの吐きだこ
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18
諦めるのは簡単と コーヒーをすすった
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19
夜の街を彷徨いながら 昔話に夢中になってた
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20
そんな事もあったねと 彼女は笑いながら泣いた
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21
それでも それでも 頑張れなんて言えなかった
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22
さよなら さよなら せめて笑いながら手を振った
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23
少しずつ 諦める事ばっかり上手になってた
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24
我慢する事が 人のためになると思ってた
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25
記憶の隅に積み重ねた 無謀な夢と悔し涙
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26
押し殺したホントの気持ちが むなぐらに掴みかかる
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27
「どうしてここに居るんだよ 今すぐに逃げ出せよ
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28
望んだ様に生きられないなら 死んでんのと同じだ」
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29
そうだ 僕も君ももう一度新しく生まれ変われるよ
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30
傷ついて笑うのは 金輪際もうやめにしよう
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31
凍える夜に一人だから 僕等は間違った事もやった
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32
心無い人が多すぎて 僕らは無駄に強くなった
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33
それでも それでも 間違いじゃないと信じたいな
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34
さよなら さよなら 強がりは夜の闇に溶けた
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35
校庭の隅っこで 体育座りしてぼんやりと見てる
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36
野球部のフライを眺めるように なんとなく未来を見てる
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37
僕は変わってしまったかな 時々不安で恐くなるよ
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38
ホームインした四番バッターがはしゃいで笑う声
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39
それぞれの不安を抱えて それぞれ未来へ歩んでいった
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40
それぞれが痛みを抱いて それぞれ今日に立ち尽くした
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41
なんだろう なんだろう 涙が溢れてしょうがないよ
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42
さよなら さよなら 思い出なんて消えてしまえ
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43
どうせ明日が続くなら 思い出なんていらないよ
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44
この足を重くするだけの感傷なら どぶ川に蹴り捨てた
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45
それでも それでも 涙が枯れる事はないから
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46
さよなら さよなら せめて僕は笑いながら泣いた
