
それを言葉という
amazarashi
站長
それを言葉 という
amazarashi
-
1
僕らはいずれ錆び付いて ついには動かなくなる
-
2
緩やかに終わりへの航路をたゆたう
-
3
箱船に乗せられたある意味 標なき漂流者だ
-
4
加速する日々は ついには減速する日々を迎え
-
5
陽が沈んで黒ずんだ水平線と対峙する
-
6
暗夜行路に至ったのです
-
7
打ち上げられた船乗りの靴
-
8
明星とデネボラの隙間 微かに光る六等星
-
9
全ての人に忘れ去られる事が 終わる事だとしたら
-
10
その時僕は既に終わっていたし
-
11
それを寂しいとすら考えなかった
-
12
ただ静かに唸る波に揺さぶられて
-
13
喉が千切れる位に後悔の歌を叫んだのです
-
14
苦し紛れの声 苦渋の歌声 稲妻と響け
-
15
無理だと言われた距離を越えてみせろ
-
-
16
「言葉にすればたやすくて」って言葉にしなきゃ分かんねぇよ
-
17
君は伝える事諦めてはだめだ それを届けて
-
18
死に損なった朝が眩しい 出掛けさせられてる毎日に
-
19
千切れた涙を銃弾としてこめろ それを言葉という
-
20
少年少女がうろつく雑踏に転がる望みなど もはや誰も拾わない
-
21
期待出来ない時代に 期待されなかった僕らは
-
22
「あいつはもう終わりだ」と言われながら
-
23
屈折した尊厳はまるで青く尖るナイフだ
-
24
幸福を競い合うのに飽きて 不幸比べになったらもう末期だ
-
25
僕が歌を歌って得る安心と
-
26
あの娘が自傷行為して得る安心の そもそもの違いが分からない
-
27
どっちにしろ 理解しがたい人の集まりの中で
-
28
自分さえ理解出来ない人間の成れの果てだ
-
29
やり遂げる事で得る満足も 小銭と同じであっという間に消費した
-
30
ファストフード店で頭を抱えながら繰り返す
-
-
31
終わってたまるか 終わってたまるか
-
32
苦悩の果ての果て 惨めなうめき声
-
33
ここでこそ歌え 抜け殻になった命こそ鳴らせ
-
34
「心にも無い事言って」って心に無いなら言えねぇよ
-
35
僕は伝える事さげすんだりしない それを届けて
-
36
死に損なった朝が眩しい 出掛けさせられてる毎日に
-
37
千切れた涙を銃弾としてこめろ それを言葉という
-
38
明日がある以上終わりじゃない 朝日が愚鈍に射し込む車内
-
39
押しつぶされた心はくしゃくしゃで ホームに吐き出された
-
40
もう一歩も動けない 微動だにできない 儚い抗いを弔い
-
41
理論武装解除を 丸裸の行動原理を
-
42
下らない人間くらいが丁度いい
-
43
下らない人間くらいが丁度いい
-
44
下らない人間くらいが丁度いい
-
45
どうせ下らない世界だ
-
-
46
終わったと言われた毎日を あの時確かに泳ぎきった
-
47
僕らの両手は涙を拭う為の物ではないさ
-
48
死に損なった朝が眩しい 出掛けさせられてる毎日に
-
49
千切れた涙を銃弾として込めろ それを言葉という
